ふたご新聞2001冬・第4号('01年1月30日発行)
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“多胎児育児を考えるシンポジウム”が開催されました。 と平たく言うと人ごとっぽいですが、 これが我々“ふたごの会”主催ということで、 スタッフとして参加して頂いたみなさん、本当にご苦労さまでした。 開催にあたって初期の段階から大変なお力添えを頂いた青木さん宅で、 たこ焼きを焼きつつじっくりふりかえってみました。 |
高澤(以下T):ビネバル出版さんからのオファーが7月上旬、準備期間が短くて大変でしたね。
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◎シンポジウム開催にあたって、「ふたごの会」を離れていたのに突然呼び出されて、はじまりの挨拶をするはめになった上床さん、ありがとうございました。また、他にも表に出ないところでたくさんの方にお手伝いしていただいています。紙面の関係で全員ご紹介できないのが残念ですが、みなさん本当にありがとうございました。 |
◎講演およびパネルディスカッションの詳しい内容は、ビネバル出版発行の「季刊ツインズ2000年冬号」に掲載されています。ふたごの会でもまだ若干の在庫をもっています。お読みになりたい方は、担当者・高澤までご連絡ください。(万一、品切れの際はご容赦ください) ![]() |
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◎生の声が聞けて楽しかった。同じ悩みをかかえているという安心感があった。特に双子ご本人のお話は圧巻。我が子達の何十年か先を少し想像して、楽しいきもちになりました。 | ||
◎斎田さんのお話はとても楽しく、考えさせられました。怒鳴らない、叩かないという約束事は大切だと思います。それに加え、夫婦のコミュニケーションがとても大切だと思った。 | ||
◎男性の参加が増えないと行政も動かない、残念ながらそう思います。 | ||
◎経験にもとづいた率直なお話が伺えてとても共感できるところが多かった。同じ環境の人が、こうして集まって話をしたり聞いたりしていくうちに、もっと育児しやすい社会がつくれるとすばらしいと思います。 | ||
◎双子を育てて本当に困ったことは、赤ちゃんの頃出かけることでした。病院に行く、健診に行くなど、親に頼める人ばかりでないと思うし、そのようなことを助けるシステムがあるといいと思います。今日、みんなの力でこのような会ができて、また一歩先に進める意味でも何かしていけたらいいと思います。 | ||
◎空井先生のお話で、"できないことは出来ないで、自分の思いを大切にして、子どもに後であやまればいい"といわれホッとしました。自分にとって居心地のいい場所を持つというのは本当に大切な事なのだと実感。子どもを置いてきてまで出席させてもらって本当に良かったです。 | ||
◎加部先生の医学的なお話については、妊娠もしくは出産直後の時期に是非ききたかった。 |
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22週で入院し、早産を予防するためマクドナルドの手術をしました。1週間点滴をうち、お腹の張りを押さえ、落ち着いたところで子宮口を縛り、術後1週間。合計2週間の入院です。 そのときの病院は伊勢原の東海大学病院。受け入れ体制の整った病院が県内ではそこだけだったので、当時住んでいた青葉区から搬送されたのです。 2500g程に成長し、心肺機能もととのったということで1ヶ月と少しで退院。その後は昭和大、聖マリアンナ医大と、徐々に近くの病院に変わりながら経過通院。つかまらず立てるようになる、というのがめやすらしく、1歳2ヶ月でそれも終了し、やっと普通に暮らせるようになりました。 妊娠中、家でも安静にといわれていたにもかかわらず、いつも通り出歩いたり、実は旅行にも行っていたのです(さすがに国内ですが)。そういうことが、かなり無理だったという結果なんでしょうね。でも、自分にとって、家でじっとしていることほどつらいことはなかったのです。美味しいものを食べ歩いたり、新しいお店を見て回ったり…それもできない。おしゃれなマタニティを着て、母親学級の後連れ立ってお食事に行ったり、マタニティスイミングをしたり、そんな妊婦ライフを送れなくて、とっても残念でした。だから、こちらに越してきて、ふたごのお母さんの集まりがあると聞いたら嬉しくて嬉しくて、すぐに参加しました。8ヶ月の時で、まだ連れ歩くのはたいへんだったけど、とにかく行きたかった。 現在3歳8ヶ月で、4月から幼稚園です。もう親が寝かしつけなくとも、2人でお布団にはいってなにやらお話ししながら、いつの間にか眠ってしまうようになりました。あまりおもちゃを買い与えなくても、相方がいれば大丈夫。2人でどんどんやることを見つけて遊んでいるのを見ると、ほほえましく、又遊んであげる手間もかかりません。 産むのはちょっとたいへんでしたが、今は本当にふたごで良かったと思っています。(談) |
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2月22日(木) 紙芝居ほか 3月22日(〃) 手品ほか 4月26日(〃) 内容未定 5月24日(〃) 〃 6月28日(〃) 〃 |
場所:宮前保健所 入って右の部屋 時間:10:00開場 10:30開始 12:00終了 見学自由。お気軽においでください。 |
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"シンポジウム"のため秋号を休みました。もし、楽しみにしている方がいらっしゃいましたらゴメンナサイ。冒頭の対談記事にもあるように、昨秋はたいへんな忙しさでした。10月1日が終わったときは、まさに燃え尽きた状態。ほかのことが何も手につかず、必要最小限の家事と育児のほかは、何もしないで過ごしました。お父さんたちが、あのような緊張感のなかで日々働いていることに、改めて感謝するしだいです。 |