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【今月の所感】 〜 ここへきてまた激震 〜 (2024.3月) ◎能登地震がいまだ(まだまだ)復旧したとは言えない状態のまま、今年も日本に3.11が巡って来ました。東北の鎮魂が、今年は能登にもむけて「3.11+1.1」として各種催しが行われたようです。恐いのは、これがまったく他人事でないこと。関東も、関西も、九州・四国も、北海道も、日本全国どこも、いつ同じような大地震に見舞われるかわからないのが現状です。(能登地震発生時に、テレビのニュース解説が、まさにそのようにアナウンスしていたことを、先月も当欄で記しました) ◎とりあえず、自宅内の飲料水の備蓄と、トイレに格納した簡易トイレの在庫だけ、確認しました。冷蔵庫が常にほぼからっぽで、食べ物の備蓄がないのがわが家の玉に瑕、です。 ◎その「わが家」の存続にも関わる(別の意味の)激震が、この3月にやってきました。出社日に、突然に、部門長から面談に呼び出され(そういう呼び出され方でいい話というのはまったくないのはわかっていましたが)案の定、“左遷”異動の通達でした。 ◎もともと、年齢的なことで社内でのポジションは何もない“ヒラ”ですが、今度はついに、部署外へ追放。自分のスキルとはほぼ関係のない部署への放逐異動の話でした。 ◎雇用が無くなる話ではないので、2011年のリーマンショック由来の解雇話や、その後やっと見つけた大阪の化粧品会社での「年俸半減降格」よりはマシな状況ではありますが、高齢非正規社員扱いの状態でのこの“スキル適正無視”の異動の震度は大きいものでした。 ◎そこに追い打ちをかけたのが、職場のほぼ同年代(厳密には1歳年上)の旧友、M須氏の2月まつでの突然の再雇用終了による退職話。氏とはつい昨年末、12月の“二人忘年会”でじっくり飲んで、氏から「辞めろと突きつけられるまでは辞めないことにした」という宣言を聞いたばかりです。 ◎この3月に“退職祝い”の二人飲み会の場で、宣言を覆した経緯を教えてもらいました。まさに社から「期間終了につき、退職を」と詰め腹を切らされたとのことでした。 ◎そうか、詰め腹切らされるのか……と今さらのように事実を知らされた以降は、化粧品会社での(横浜。大阪、計2拠点での生活経費がかかる状況下での)大幅降格の時以来の 不安感 に襲われました。65歳で詰め腹を切らされて、メインの収入源が無くなることは、いま拠点にしている(自社の登録住所にもなっている)この家そのものを手放さなくてはならなくなる状況だからです。生活設計すべてを大きく変える必要が出てきます。 ◎週明け月曜にさっそく各方面に手を尽くし、情報収集および「状況操作」をするための手回しをし始めることで、ちょっとだけ心の内に冷静さが戻ってきました。 ◎ほんとうにこの今の拠点を撤退する必要があるのか、は、まだもう少し様子見です。4年前に腰を落ち着けて交渉をしていた不動産屋へ、改めて連絡をする必要が出てくるかもしれません。 ◎拠点そのものがなくなるかもしれない、という状況ながら、その拠点の庭木に、職人さんをいれて剪定をしてもらう(そのための経費もきちんと払って)という手続きも進めました。2月の連休に柿とモミジという2本の落葉樹だけは自分でなんとか伐採しましたが、葉の落ちない常用樹はどうにも手を付けられず、枝が伸び放題になっていたものです。 ◎身近だった二社に相見積もりを出させて、結局、9年前に一括剪定をしてもらった、年配の職人さんに依頼をすることにしました。その前回時にすでに高齢だったのが、9年経ってまだお仕事を続けていらっしゃるかどうかさえわからずにいましたが、電話をかけたら変わらず元気な声が聞けて、ほっと安堵した次第です。 ◎これで長年懸念だった庭木は、さっぱりと美しくなるでしょう。拠点を引き払う可能性があるにしても、立つ鳥として、その庭はこぎれいにしておきたいものです。 ◎もう一つの懸念の、「バルコニー腐食事態」は約100万円の経費をかけて補修するかどうか、それは考え中です。家を手放して(しかもその建物自体はほぼ価値がない、と不動産屋から宣言もされているので)手放してすぐにバラバラに解体される家のバルコニーに100万円をかける意味については、またもう少し結論を先延ばしにします。 ◎三寒四温の例え通り、気温は寒と暖を繰り返しながら、少しずつ春へ向かっています。街路の桜もつぼみが目につくようになってきました。 ◎この3月の食費はやや赤字先行なのですが、桜開花時には、また公園での一人花見に原資を掛けなければなりません。地元の2つの駅で一週違いで連続開催されるさくら祭りの経費も(おそらくそれぞれ、節約して2000円台×2回)かかってきます。そうしたハレならぬ、ケの時の食費をもっと抑えなければなりません。 ◎あと、先月2月末に一念発起して(それまでなんとなくの健康課題だった)右足首の痛み・腫れを地元の整形外科医の門をくぐって本格審査をしてもらったところ、「これは関節に危機がある」と指摘されてしまった…という事件もありました。 ◎地元の医院から大学病院へ紹介状を書いてもらって、大学病院でもくわしくレントゲン撮影をして判断を仰ぐこととなりました。その結果、「まずは手術とかでなく、身体にメスを入れない保存療法で様子を見てみましょう」という話になり、ひとまずほっとしているところです。(手術とか、経費的にも、時間的にも、ハードルが高いですから、ね) ◎先月の所感で「なにがなんでも人生を続けていく“SGDsな取り組み”」を継続しなくては…ということを記しました。3月になって、そのSDGsを揺らがせる大きな事が連続して発生している形ですが、そんなこともなんとか乗り越えて生きていかなくてはなりません。 ◎家族のことも「継続」していきます。この課題は、もちろん無くなりませんし、無くしません。すべて「ぜんぶ取り戻すぜ」の気持ちで立ち向かっていきます。元の奥さんが、60歳を迎えて、生活に何か変化が起きているか、気にかけています。好むと好まざるに関わらず、この国では多くの人が 60歳の崖 を深く味わう仕組みになっていますから…… ◎あきらめません、絶望はもうしません。合い言葉は「ぜんぶ取り戻す」です。 あきらめない。 あきらめない。 あきらめなければ、きっと、大丈夫。 4月からの新クールも、(形はともあれ)まだまだ前へ進んでいきます。 |
【サイトご説明】 当店は、高澤という名の家族のホームページ『高澤屋』です。 下は0歳(だった)の赤ん坊から、上は70ン歳(だった)のおじいちゃんまで、家族それぞれの世界で興味を持って関わっている内容・情報・話題をそれぞれのフロアでお取り扱いしておりました。現状は私本人のダイアリーだけで継続しているサイトです。 また(そういう方は、まあほとんどいらっしゃらないとも思えますが)リンクご希望の方はご一報ください。 【ご注意】 |
【ご注釈】 当『高澤屋』のロゴマークは、高澤家代々の家紋「丸に花菱」を用いたものです。花菱は、別名"唐花菱"ともいい菱形紋(菱形紋でも、三菱財閥系企業のC.I.ロゴマーク「寄せ三つ菱」は有名ですね)の菱を花弁のように変えたものであり、唐花に似てしかも菱形になっているので"唐花菱"と呼ばれます。唐花とは、もともと実在の花ではなく、中国渡来の想像上の模様とのこと。バランスのとれた美しいカタチで、(それぞれの家系の伝統にのっとった上でオリジナリティのある家紋作りに血道をあげた)大名達の間で、おおいに取り上げられたようです。(引用出典:『家紋大図鑑』秋田書店刊) |
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