ヨソのコドモと本気でケンカ '02年11月27日(水)

相手はまーくんというワンパク5歳男児。彼はナゼか今日は枝や棒を手に持って遊びたいらしく、午前中から“先っちょが細かく枝分かれしていて、ささったら痛そうな棒”を振り回していた。保育当番のお母さん達から「その枝は、自分の思わぬところで他の子の目に入ってしまうかもしれないから、気をつけなさい」と何度か注意されていた。

さて昼どき、お弁当が済んだ子どもからパアーっと遊びに行ってしまったかと思っていたら、まーのヤツまたもや“枝分かれしている棒”を振り回している。あろうことかamiちゃんの顔にもう数ミリのところまで迫っていて(なのにamiちゃんたら遊んでもらってると思ってニコニコしてるし)、ワタシ的にはもう見守ってなんていられない。「ばかやろう!何回言われればわかるの!あぶないだろーが!」と家でricochicaを叱るときと同じコワさでカミナリを落とした。amiちゃんは怯えて泣くし、まーくんも自分のお母さん(ワタシの隣に座っていた)にしがみついて泣き出した。ま、ワンパク小僧でも叱られると泣くのかぁ〜と思ってると、さすがワンパク、泣いてるクセに「バ〜カ!」など罵声をあびせてくるので、「バカはどっちだよバ〜カ!」と応戦。「おまえなんかもう来んな!」「amiちゃんの目に刺さって見えなくなったら、あんたが来れなくなるでしょうが!」と、もう本気100%である。

泣きやんでちょっと落ち着いたまーくんは、口を片方ひねりあげてワルモノの顔(彼としてはこのうえないコワイ顔をしてるつもり)をしながら、ワタシの背後に忍び寄り、危害を加えようとしてくる。危害とは、“お尻をぶつ”とか“足を蹴る”とかそのテードのことなのであるが、反省してないのかね。amiちゃんと手をつないで「たいへ〜ん、ケダモノが襲ってくるわ、逃げなきゃ」と、ふざけてるヤツにはふざけて応じてやれ〜!

しかし、5歳児といえども、危なそうなことは気をつけながら遊んではいるのだ。だから、“わかっているのに言われた”ことがくやしかった、というコトもあるようだ。しかも、最年長なのに思いっきり全員の、そればかりか他のグループもいる前で、彼のプライドはズタズタかも…。そして、amiちゃんのために必死になってキレてしまったように見られそうでやだな、危険なのが他の子でも同じように叱ったよなぁ…と、実は結構クヨクヨしてしまう私であった。

車で厚生年金会館チャレンジ! '02年11月26日(火)

さて、一昨日いただいたコンサートの券であるが、ちょっと頑張って行ってみることにした。「誰か行けそうな人に譲ろうかな」とつい声に出してつぶやいていたら、「ワタシたちがもらったんだからワタシたちが行くの!」と言われてしまったのだった。夕方遊び人たちで混雑している新宿へ電車で子ども3人連れていくのも剣呑なので、思い切って車で都会におでかけにチャレンジすることにした。

行きは選んだコースが高速道路建設中で渋滞。オマケに曲がり角を間違えて開演ギリギリになってしまったが、会館のすぐ近くの駐車場に入庫できたし、ぎりぎりとはいえ間に合った。そのうえ、帰りはたった45分ほどで家に着いてしまった。これはクセになっちゃうかも…。

コンサートもとーっても良かったし、子ども達も楽しんでいた(と思う)。我々の趣味にいつもつき合わせていて、子ども向きのものに連れていったことはないし、子ども向けCDも1枚も買ったことがないのだが、私としては何ら罪悪感はない。絶対コレでいいのだ。お子さまランチみたいなものを聴かせるより、いきなり本物と対面させるべきではないだろうか。

リコチカブンブン '02年11月24日(日)

知り合いのミュージシャンのM村Aずささんから、「うちの事務所で主催する子どもダンスコンテストに出場してくれ」と依頼(?)された。今日がその当日である。正確には「ボバンバ!キッズダンスフェスティバル」といい、課題曲「ボバンバ!(パラダイス山元作・狼少年ケンの歌のカバー曲)」に合わせ約3分間踊るというもの。

よっぽど出場者が少ないのかな、とも思ったが、話を聞くにどうも「決して上手ではないが生活の一部として音楽や踊りを楽しんでいる家族」として出てほしいようなことのようだった。準備に10日ほどしかないこともあるし、2人が運動会でやった踊りをベースに覚えられる程度の振付をちょっと練習して臨んだ。「リコチカブンブン」。それが我がチームの名前である。

ほかに4組のチームが出場していたが、ゼンッゼン気合いが違うので微妙に「あちゃ〜」であった。小学生〜高校生までいたが、主に“気合いの入った習い事”としてダンスをやっている子ども達らしく、振付もスゴイ。小さな“武富士のダンサー”たち(衣装によっては“喜び組”byパラダイス山元)である。多分正式にバレエもやってる子もいたり、芸能活動をしている子もいるだろう。その母親達も、衣装に化粧にヘアメイクに飲食物の差し入れ…と、びっちり日曜日をつぶしている。そういや、男の子に野球とか、サッカーをやらせてるお母さんもそうだし…。見たくないもの見ちゃったなあ。この位親子で打ち込むものを何かひとつやるべきなのかなあ、という気分になってしまうのである。

参加賞に、ヴォーカルサンプリング(キューバのスーパーグループ)のコンサートの招待券を4枚頂いた。ラッキー!新宿厚生年金会館にて。日時:11月26日…って、あさってじゃん!!

ハーフデイマーチ&イモ煮会? '02年11月23日(土)

PTAの催しなのだが、小学校というのはこういう催しもアリなのか、と少々不思議に思ったこのイベント。しかし、“ピクニックらしきこと”や“野外で暖かい汁物を食す”ことにとても魅力を感じ参加した。

ハーフデーマーチは、地域の歴史がわかるような神社や寺を巡って2〜3時間で学校に戻る、というものである。不動の滝という場所があり、なにか御利益のあるらしき滝の水を、大きなプラボトルに汲みに来ている人がいるのには驚いた。その滝とその上部にある神社およびそれらを包む森が、すぐ隣まで宅地開発が迫り、ほんの僅かになっているのに、だ。もはや森ではない。シイかナラかなにかの大きい木があるが、200坪くらいしかなさそうだ。それなのに滝の水が湧き続けているのって…。飲んでも平気なのか?

イモ煮の方は、PTA会長さん宅で作った野菜をふんだんに使い、大きな釜(下駄みたいな木の蓋のヤツ)にいくつもぐつぐつ煮えている。我々が呑気に子どもらと歩いている間に、係のお母さん達で、里芋105個・ゴボウ18本の皮をむくなどして作っておいてくれたのである。感謝。来年はお手伝いしないとね。

おじいちゃんのお見舞いに '02年11月21日(木)

書いてなかったが、先月26日に舅(マサオ氏)が勤め先で倒れ、今月になってからいよいよ入院してしまった。まったくもって今さら、今日初めてamiちゃんと一緒にお見舞いに行った。これでも、行ける時にはなるべく行っておこう、と心がけていてのことなのだから、我ながらレベル低。当主は当然、病院に連れていくなど、忙しい合間にお世話しているのだが、なんせそういうときはワタシが子守をしなければならないし。

さて、思っていたよりよほど重症のようだ。入院時は動けていたらしいのに、寝たきりではないか。左半身が動かなくなってしまったというのである。大ショックだ。もちろん姑は毎日バスで通っては、洗濯物を入れ替えたり大人用オムツを買いそろえたりしている。自分の両親より高齢につき、そのうち何か…とは思っていたが、あんまり突然のこの事態に呆然とするばかりの私。

さてamiちゃんは、病院の雰囲気に臆することもなくおじいちゃんに「アミチャンガイルカラダイジョブヨ」とか言って励ましているのだ。2人で「なおれ〜うごけ〜」と囁きながら動かない方の手や足をさすってあげてるうちに、看護婦さんから“もう帰れ”の指令が。実は12歳以下の子どもは、感染防止のため病室への入室は遠慮せよとの貼り紙があったのに、“あ、そ”と思いながらさっさと入っていたのである。看護婦さんも30分ほどおおめに見てくれたのだった。

積もる落ち葉と戯れて '02年11月18日(月)

自主保育で訪れた公園(今日は初めての場所)が、ものすごい落ち葉であった。さほど強い風が吹いているわけでもないのに、雪が降るように公園中にはらはらと降り続けている。公園の斜面になっているところの植え込みに、低木が埋もれるほど降り積もっている。

子ども達と一緒になって落ち葉の中に座ったり寝ころんだり、たのしかったぁー!

じゅくに行きたい '02年11月15日(金)

下校後、ひとしきり近所のお友達と遊んだ2人が帰ってきたと思ったら、開口一番に「ワタシたちもじゅくにいきたいよう」。はは〜ん、どうも帰りが早いと思ったら、他の子達が“塾の時間だから”帰ってしまい、解散になったのだな。

お二人はテストもほとんど100てんの天才児なので塾に行く必要はありません」とおだてておいたが、いつまでもつでしょうか。

やっとカーテンを '02年11月12日(火)

道路に面した西南向きの部屋に今日ようやくレースのカーテンをかけた。これでとりあえず“外から丸見え”の部屋がなくなり一安心。我ながらレベル低!

だって〜、カーテンかブラインドか、窓の高さぴったりにするか長めにするか、普通のにするかバルーンタイプにするか、ゼンゼン決められなかったのですもの…。結局、汚れたら洗濯できる、という点がブラインドを凌いでカーテンに決定したものの、今度は“気に入るものでかつ買える値段のもの”を選ばねばならない。

ああ、インテリアって煩わしいわ。

し、シロアリがーっ!! '02年11月7日(木)

いたのです。先週、農協の指定業者が“無料で床下の点検はいかがですか〜”と。やたらと床下を見たがるリフォーム業者には要注意と聞いているが、農協ならまあいいだろう、と潜ってもらった。すると、和室の下の束柱に蟻道があり、床下に入らないで覗いた私の目にも1匹動いているのが確認できた。大ショ〜ック!

で今日、駆除作業。1坪当たり9,000円とお得っぽい値段なのだが、1階の床は約20坪なので、9,000円×20=18万円。キッツイわ〜。


落ち葉を集めて焼きイモを '02年10月30日(水)

A馬ふるさと公園プレーパークの焚き火で、先日畑で掘ったさつまイモ(ここに書きそびれていたが25日に芋掘りを行ったのである)を焼いた。忘れないように今日の手順を。

1大きなたきぎに火を起こしておくとともに、乾燥した落ち葉を山盛り集めておく。
2イモを洗い、濡れてるまま新聞紙にくるみ、その上からアルミホイルでくるむ。
3たきぎの近く、かつ火が直撃しないところに2を並べる。
4その上に1の落ち葉をかぶせて、もくもくケムリを出しながら蒸し焼きにする。

風が強いと火のついた落ち葉が飛んでって火事になる恐れがあるので、必ずそばで火の番をすること。もちろん、良い子は大人と一緒にね。

ああ、家でもやりたいよう。だめだろうなあ、あれだけケムリがでるようでは(ケムリ以前に庭で焚き火って…)。

親→念願の石油ストーブ、子ども→憧れのキックボードをゲット! '02年10月26日(土)

やっとホームセンターに買い物に行く時間がとれ、自宅1階リビング用の「石油ストーブ」と、2階子ども部屋用の「電気ストーブ」を購入した。

朝夕がめっきり冷え込むようになった今日この頃。この家は夏は非常に過ごしやすかったが、それは冬の寒さをも意味していた。特に、1階のリビングは南側が隣の家と2メートル位しか離れてないので朝はうす暗くて寒い。鉄筋コンクリートのマンションと違って木造建築は寒い、ということを、頭では分かっていたのだが…。都市ガスを引いていず、プロパンであるため、前の家で使ってたガスファンヒーターが使えない。夜なんか、ホットカーペットの上で毛布にくるまったりして凌いでいる状態であった。2階は目一杯陽がさすので、夜になってもまだ暖かい位なのだが。

大喜びの大人達であったが、しかし、肝心の石油をまだ買ってないので、せっかく新製品がまだ使えないのであった。

ちなみに、同じホームセンターでキックボードを1台1,980円で売っていた。“すべるクツの代わりにこれでどうか”との提案にノリっノリの子ども達。フンパツして1人1台買ってあげてしまった。我ながら太っ腹〜!

お写真のみの七五三 '02年10月24日(木)

今年はricochica7歳のお祝いをせねばならない。するってぇーと、amiちゃんもまだ2歳ではあるがもうすぐ3歳(きっと数えでは今3歳よ)、ということで3人同時開催の七五三。ホントは、氏神様のところへ赴きお参り、もしくはもっとつっこんでお払いなんかしてもらうのが妥当なところであるにちがいない。また、その足で親族揃ってお祝いの席なんかもうけるのでもあろう。が、下記の理由により、今回も(ricochica3歳の時と同じく)写真を撮るだけにとどめる。

理由1親もキモノを着なければならなそうだが、やぶさかだ
理由2キレイな着物を着せるのはいいが、どうやって神社に連れていくのか、車に乗せチャイルドシートに座らせたら台無しではないか
理由3この忙しいのに、そんな日程はとれない
理由4親族を集めて会食する、そんなカネはない

全員連れていって着物を選んで(貸衣装だから)丈合わせなどするため、電話だけで予約と言うわけにはいかない。素早い人は割安な夏休み前なんかにさっさと前撮りしてしまっているのだ。出遅れた我が家は、やっと今日が予約できた日。たしか、仏滅なので空いていたのである。学校から帰った2人を間髪入れずに車に乗せて写真屋へ。

3人とも前髪が伸びているので、おでこ全開の日本髪を結って、そりゃあもうかわいいこと、あでやかなこと(←親バカ)。子ども達は「このままお外におでかけした〜い!」との見解を示したが、実は私も同感であった。もし自前で買うとしたら到底手の出せない、総絞りの振り袖なのだ!!私も着たいわ!!!

焚き火は楽しいね '02年10月23日(水)

amiちゃんと見学参加をはじめた自主保育のグループ、水曜日はA馬ふるさと公園プレーパークに集合する。毎週あるわけではないのだが、小学生なんかも放課後自由に(責任を持って)遊べるようにと、木工道具やらなにやらが備えてある、そのそばで冬場は焚き火を焚いているのである。ボランティアのお兄さん(ジっちゃんと呼ばれてる)がいつも火の番をしており、昼時はそこに大鍋をかけて、みそ汁やらうどんなどを煮炊きしてみんなで暖まったりする。

午後2時にはricochicaが下校してくるので早帰りしたが、そこのことを話すと“ワタシたちも行きた〜い!”という。丁度高澤マサオ爺ちゃんのイナカから送ってもらった柿が大量にあったので、それをお土産にもう一度行くことになった。

ricochicaは焚き火に興味津々。うちわで仰いだり小枝をくべたり、暗くなるまで焚き火のそばを離れず、着ていたモノにすっかり煙のニオイがついてしまったのであった。

寝かしつけながら… '02年10月22日(火)

"勉強の好きな"2人は、親たちの学歴が気になる。その親が2人とも辛うじて大学を出ていることをバラすと、自分らはそのさらに上の大学院まで進みたいなどと言い出した。

それはそれでなかなか見上げたココロザシだと思い、大学院で何を研究したいのかをたずねてみた。chicaむずかしい漢字!」、rico1まん以上がでてくるむずかしいさんすう!」とのことである。そのテイドのことは小学校で十分やるので大丈夫ですけど…。

ドッキドキドン警察署 '02年10月15日(火)

S沼4丁目に大量の工事車輛が進入することで、小学生の通学路の危険が増大してしまう。どうか警察が、市民の健康で安全な生活を守ってくれ」という内容の陳情を警察署長に提出しに行った。

もう、この件であちこちの行政庁に行くのは変に慣れてしまい、本当はもはやドッキドキなどしないのである。例によって署長は対応せず代理の課長の人が受け取ってくれるわけだが、「警察から規制できる範囲は限られている」とか、「企業の事業として行われるものについての物言いはできない」とか、「法律の範囲内でしか…」など、例によって責任は逃れておこう、というような対応になってしまうのである。ま、自分がその課長だったら同じことを言ってるのかもしれないけど、そう言わざるを得ない社会構造ってヤツが問題だ。

秋晴れの町会運動会(ただし隣町の) '02年10月13日(日)

実はそれどころじゃない状況なのではあるが、子ども達に少しは楽しい思いをさせてやらねば、ということで町会の運動会に参加。といっても、転居をする前の町会のもので、会場は転校前の小学校である。

私は家事がたまりにたまっているので、こんな晴れた日はたーくさん洗濯をして、いーっぱいフトンを干したい。当主とコドモ3人を先に送り出し、実は行かないつもりでさえいた。が、「とても大人1人では対応できん」と当主から電話が入り、仕方なく行くことに。(去年まで何回かは、私がそれを1人で対応していたのだが……でも、その去年までは競技に参加しない“ただ見てるだけモード”だったからよかったのか…)。でも行ってみると、秋晴れの雲一つない青い空はどこまでも高く、しばし(というか、またもや)たまっている家事を忘れて運動会モードに。

コドモたちは念願のパン食い競争に出場、大人は競走などで醤油とサラダ油をゲットした。よかったよかった!!

秋晴れの野外活動 '02年10月4日(日)

amiちゃんとともに自主保育のグループの人たちと近くの森林公園へ遠足。天気にも恵まれ、すがすがしい森の空気を吸いながらのお弁当の美味しいこと!

わが家のお弁当も含め、このグループの「お弁当」はだいたい、決して手をかけたものではなく、むしろ手抜きの見本のようなものである。お母さんなし(これを“抜け”と称するらしい)で来ているコドモのお弁当を拝見すると、ふりかけのかかったゴハンにカマボコ(アンパンマンのかたち)のみのおかず、というものだったりして、肩の力がスーッと抜ける思いである。幼稚園と違って、他の子と合わせて必ず果物のデザートを付けたり、彩りよく作って見栄をはったりする必要がない!と思うと本当にウレシイ。

とくに決まったプログラムもなく子どもらがごく自然に自由に遊ぶ様子を見守ったり、時には一緒に走り回ったりと、楽しく過ごせたのであった。

ドングリを探して積もった落ち葉をかき分けると、そこにごく小さなイモムシのようなものの大群がうごめいている。あまりの気持ち悪さに、コドモと一緒になって逃げてはまたコワイモノ見たさに見て又逃げる…。たぶんこの虫たちが落ち葉を食べては自然に戻しているのであろう。いわば森の掃除人なのであろうが、いま思い出しただけでも鳥肌ものだ。これが自然と親しむということなのか〜!

大型台風にビビる過保護な親 '02年10月1日(火)

ゴスペルのレッスンがある日は、台風に襲われやすい。しかも今日のは“戦後最大級のものが関東地方に上陸”などというではないか!

小学生たちは“はまっ子”(←今度の小学校での学童保育)で5時まで過ごすことになっていたため、ふつうならレッスンからのんびり帰って2人の帰りを待てば良かったはずである。が! しかし台風のゆえに、レッスン中でも「学校(或いは幼稚園)から下校時引き取りの連絡が入ったら途中で帰るわ。」というお母さんが何人もいた。そして、窓の外では暴風雨がますます勢いを増していく。

帰る車中、カーラジオから、『ただいま暴風警報が発令されました』とのニュース。慌てて“はまっ子”にケータイ電話をかけ、時間より前に迎えに行く。当の本人たちは「え〜、もっと遊びたいのにぃ」と呑気なモノであった。

自分の時は(さすがに小1のときは覚えてないけど)雨でも風でも自分で下校したような気がするのである。“戦後最大級”とか言われてビビッたが、お迎えなんて、余計なお世話だったかなあ。

 

 

1年生の運動会、ふたたび '02年9月29日(日)

昨日の予定が雨で順延。翌日である今日、天気予報が外れて晴れて、運動会が行われた。他の大部分の児童は当然初めての運動会だが、ウチの2人は転出した前の学校で5月にやってるので、2回目の「1年生の運動会」である。そして私にとっては、またしてもお弁当をつくり観覧せねばならないメンドーな行事。

今回は“かけっこ”があり(どうして前はなかったのか、教育的配慮?それとも人数多すぎて時間がないからか?)、足の速さにおいてどの程度のレベルにいるかを確認するチャンス。6人で走るのだが、ricoから「3位だったらすべるクツを買ってくれ。」と約束させられていた。

なぜ3位かというと、一緒に走る人の中に2人もリレーの選手がいるので1位は無理だから。せかいいちのいちねんせいを目指してる割には、セルフイメージが低いんでないかい? ところがイザ本番時は走っている途中で靴が脱げてしまい、3位どころかビリっけつで、泣きベソをかきながらのゴールとなった。

がんばったので、すべるクツはさておき、第二希望の折り畳み傘は買ってあげようっと(必要だし)。

ボスと一緒に“親分”を '02年9月27日(金)

当HPの掲示板に書き込みしてくれるシュガーベイビさんと一緒に映画『親分はイエス様』を見に行った。これは“刺青クリスチャン”という本が原作の映画。ゴスペルの恵美子センセイも賛美歌のシーンに出演しているということで、前から是非観たいと思っていた、それが実現したものである。

泣けた!隣でもハナをすする音が…。相変わらず映画観ては泣いてるが、なんせ実話なので余計にキてしまうのだ。どんな人間でも、どんな人生でも、必ずやり直しはできる。しかし、悪の限りを尽くした極道には、そのやり直しがどんなに困難か。だから神さまが必要、という暗黙のメッセージには若干宗教色の強い向きもあるけど。ここは素直に感動した。まさにAmazing Graceの歌詞の通り…。

ところでシュガーベイビさん、彼女のまたの名はボス。そう呼んだことはないが、なんとなく受け入れてて今まで確かめたことなかったけど、どして?親分なのか?今さらきけないよう。

“すべるクツ”と秤にかけられた大家族 '02年9月24日(火)

夜7時からの『Pケモン』がお休みで、その代わりに“大家族スペシャル”をやっていた。この番組改編時期に各局でキープしている大家族密着もの…思えば一人っ子家庭も多いが極端な子沢山の家というもの結構存在するものだ。なにも各局で同じような企画をやらんでもええのんちゃうか…と批判的に思いつつツイ見てしまう(特に当主は大ファン)。

本日の大家族は14人兄弟(10男4女)にさらに男の赤ちゃんが産まれた、というものだ。1ヶ月の生活費100万円(お父さんとお兄ちゃん達が一緒に稼いでいる)、お米12kg、小学生5人の運動会は大忙し、次男できちゃった結婚→赤ちゃん同士がオジとオイの関係…人間が多いので話題てんこ盛り。

で、そのうちに、ricochicaが「うちにももっとコドモが必要だ、もっと産んでくれ、あと最低男の子2人!」と騒ぎだす。ひー、トンでもない。私を殺す気か。

しかし、「このようにお米代が100万円(ちょっと脚色)かかっては、ヒーリーズ(ご存じ、カカトにローラーがあってすべるクツ)は到底購入できないぞよ」と申し上げたところ、「あ、それなら大家族は結構です」とあっさり簡単にあきらめた2人であった。

amiちゃん、おうちで初めて '02年9月19日(木)

お風呂の前にトイレに行くお姉ちゃん達を見て、“amiちゃんも〜”と言いトイレに座る。おお、今日はちょろっと出たではないか!!

前回が5月のDニパの時だから、4ヶ月ぶりの成功。次回はいつか?

久しぶりにお母さんぽい用事 '02年9月18日(水)

今日は、KンガルークラブのY本さん達のやっている自主保育の合同説明会なるものに行ってきた。amiちゃんは幼稚園に入れるのをやめてみようかと考えているからだ。ここのところ園の数に対してコドモの数が急増している当地区では、幼稚園に入れるのも容易でない。徹夜や行列してまで、義務教育でもない幼稚園に行かせる必要があるのか?
力いっぱいに、また自発的に、黙々と、忍耐づよく、身体が疲れきるまで根気よく遊び子どもは、また必ずや逞しい、寡黙な、忍耐づよい、他人の幸福と自分の幸福のために、献身的に尽くすような人間になるであろう。」 フレー ベル「人間の教育」 より

あるHPで見かけた言葉である。「人間の教育」なる本を読んだことはないが、なんか妙に説得力があるぞ。というのも、映画『こどもの時間』(2002年1月19日参照)に出てくる子ども達はみんな“力いっぱいに自発的に黙々と忍耐強く身体が疲れきるまで根気よく遊んで”おり、そのことにとても感動したのだった。

あの当時うちの子ども達は、幼稚園で区切られた時間の中で、降園後は私の都合でコレまた区切られた時間の中で、つまりオトナの都合により遊びを制限されながら生活していた。私の方は、謝恩会の準備だの、アルバムの製作だの、しまいにはお別れ会に演奏するピアノだの、“本当にコドモのために必要なのか?”と感じざるを得ない(オトナとしては結構楽しんでできることでもあったが)ことで多忙を極めていた。母子ともに文字通り時間に追われていたため、“…身体が疲れきるまで根気よく”遊ばせてやることなどとてもできずにいたわけで、「私もこの保育園にいきたかったよう」と子どもに言われて少々罪悪感を感じていた。

そんなことをずっと考えていたら、今月始めの頃、ricoが学校で“何でも自由なものを描いてください”という指示に、何もできなくなりシクシク泣きだす、というプチ事件が起こった。…やはり、と思った私。まあ、何らかの見本や今までの蓄積がなければ、何もない無から有を生み出すことは難しいものだが、泣くほどというのはちょっとサビシイ。

自主保育では、園舎もカリキュラムもないので、母親同士で相談して公園だ、児童館だ、歩けるところまで遠足だ、と自由に過ごせるようだ。が、この“自由”というのがまた曲者、親も色々と試されるであろうし、子どもにとっても“今日は楽しいことなかったなあ”とか、“ナンもすることないなあ”なんてことも生じるであろう。うう〜ん、それもいいのだよ。

ああ、不安だが楽しみだ。

久しぶりに子ども達お泊まりへ '02年9月14日(土)

9月15日に実家の近所の神社で秋祭りがあり、夜店も御輿もでるのでricochicaに是非体験させよう、と久しぶりに実家にお泊まりさせることに。しかし、前回春休みでのことがあるので、今回は私だけでも一緒に泊まることにした。

夕方実家に到着し、母たちが御馳走してくれるというので、そこから車で5分ほどの寿司屋「Kわすみ」さんへ。ここの若い(といっても私らと同じくらいで、4歳の娘さんがamiちゃんの接客をしてくれる)店主は、“たけしの誰でもピカソ”や“タモリのジャングルTV”で「寿司ネタでムンクの絵を描いてしまうアートなすし職人」として紹介されたことがあり、現在は毎週木曜日の“天才てれびくんワイド”に出演中だ。

店内には、賞金50万円のころの“TVチャンピオン”で優勝したらしき写真が飾ってある。自分の方が話のネタとなってしまうというのも気の毒かと思い、あえてそのことには触れずにご自慢のお寿司を堪能する(あ、いや、ご店主は、その話題にも触れて欲しかったかなぁ…)。もとより家族8人で座敷席になったのであまり話もできなかったのだが。味はふつうに美味しい。凝った巻き寿司がステキだ。

ところで次の日、“もう私たちは大丈夫だからママは帰ってくれ”と自分で言っておきながら、いざamiちゃんを連れて車に乗り込むと“う゛ぁ〜!amiちゃんを連れて帰っちゃダメ〜!”と、ricoが泣きながら車を追ってきた。しかし、老いた母に、普段の家事(父と義妹の世話、精神的に大変らしい)に加えて2人の世話と遊び相手をさせてしまうので、amiちゃんまでおいてくわけにはいかない。かくして、ricoとchicaだけで、もう1泊させることに相成ったのだった。

…ちなみに、その“1泊”は、こんどはとくに問題なかったようだ。よかった、よかった…

久しぶりに歌いっぱなしの1日 '02年9月10日(火)

午前10時より幼稚園のコーラス部OG会(この会にはスペイン語で“黎明”を意味するグループ名がついている)の練習。それが終わるや否やS百合ヶ丘に向かい、“S百合ゴスペルクワイヤ”の練習。

一見忙しい1日のように思われるかもしれないが、ここのところの私にとってはココロ癒される趣味オンリーの貴重な1日なのであった。

みどりいろのたね&おおきなおおきなおいも '02年9月4日(水)

表題は両方とも、この夏にふたごのお下がりをいただいた“いただきもの箱”に入っていた絵本であるが、実はこの2冊が我が家で大流行中。

8月中頃にふと、“そーいえばここのところ寝る前の読み聞かせをサボってるなあ”と思い再開した、その時からずっとこの2冊が続いている。2歳3ヶ月のamiちゃんは、生まれ落ちたその日から上2人につき合わされて「ちいさいモモちゃん」シリーズや「いやいやえん」「おひさまはらっぱ」などをじっと聞きながら寝付いていたため、すでに集中してお話を聞くことができるのだ!ricochicaが聞いてられるようになったのは3歳8ヶ月位なので、それと比べるとオドロキのあかちゃんだ。絵で覚えているらしく、ちゃーんとそのページに書いてある字部分を自分で声に出して読んでくれる。スゴイわ〜。

難点は、どんなに私が眠くても情け容赦なく“おほん、おほん”(ご本と言ってくれ〜)としつこく催促されること。これは毎晩必ずやってくる必須儀式になっている。

ドッキドキドン転校生 '02年9月2日(月)

いよいよ今日から新しい小学校で迎える2学期である。母子ともにキンチョーしつつ一緒に図書室に登校。“転入生は8時10分図書室集合”“クラス分けはその時”“調査票などの提出書類を担任に渡す”とこの3点しか情報が与えられていない。この日の子どもの下校時刻は私は何時までいればいいのか?別にその時になればわかることとはいえ、予定が立たないではないか。

予感的中。8時10分に飛び込んだ図書室で30分ほど放っておかれ、急に児童と一緒に始業式に出るよう言われて体育館に移動(この30分の途中で、クラスが小型の黒板に書かれたものを提示される)。ここで校長先生のお話(前の学校よりややマシ、S木校長ゴメン)を聞き、貧血の児童が2、3人出て始業式終了。そこから児童教室へ移動、の際に出入口でせわしなく担任を紹介され、我々転入生の親も教室へ。“調査票”なるものを提出しなければ、とそればかり考えている私であるが、よく見ると黒板に2組ではchicaの、3組ではricoの名前が大書され紹介されたりしてるぞ。そうそう、転校生だもんね、忘れるところであった。

で、指導の妨げにならないような時を見計らっていたら、コレまた1時間くらい放っておかれ、帰宅したのは10時半。あ〜予定入れないでおいてよかったよ。

 

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